ブリティッシュスタイル×レンガ張り×雑木の樹々
森のような自然を感じられるようなアプローチ。
雑木の樹々を抜けた先にはブリティッシュスタイルのお住まいがあります。
総レンガ張りのご新築はシンメトリナーさが印象的。
トラディショナルさも感じられて。
イギリスの都市を離れた場所で出くわしそうな景色を描かせて頂きました。
自然にある雑木の庭を描けるよう、レンガ積み花壇はあえて斜め積みにしています。アプローチを歩いていて、心地よく感じられるようにと絶妙な傾斜と曲線を。手前の大判はRC平板です。その先には自然石の乱形張りがあり、インターロッキング舗装で仕上げました。RC平板はエスビックのパエリア(アルメ)を使用しました。
森の中を感じられるように、樹木にもこだわりました。山採れの樹々を選んできています。光を求めて斜めに成長している樹々や、不要な枝葉を削ぎ落したようなものなど。そこへ、懐かしさを感じられるような下草。
赤味をもったレンガとよく合うブラシの木。
夜、歩く場所をほんのりと明るくしてくれる庭園灯。この庭園灯のスタイルはポールライト。タカショーのモダンカントリーライトにしました。クラシカルな雰囲気は残しつつ、モダンなシンプルさを追求したデザインとのこと。雰囲気がお庭ととても合っていますね。
シンメトリーなレンガ張りの外観です。紳士的なカッコよさがあります。
自然石の乱形張りはあえて、素朴さを残した感じに。目地にも化粧砂利を敷いて、懐かしさを感じられるように。仕上げの見栄えは、絶妙なバランス感覚が問われました。用いた素材や樹木は、季節の移ろいと共により馴染んでくると想像すると、この先がとても楽しみになります。乱形石はメイクランドのデュオストーンを、化粧砂利は十六夜です。
絶妙に斜めにずらした積み方で、他では見かけることがないと思います。レンガはエスビックのマッシュソイル(アッシュブラウン)にしました。ヴィンテージ感漂う武骨なカッコよさがあります。
時間の経過とともに変わる床の模様。
門柱はウリン材を3本立て、そこへポストなどを取り付けています。ポストの深緑色が素敵ですね。
重厚感のあるレンガ張りの建物の外構プラン。それに合う外構プランは何だろうと悩んだりもしましたが、ご依頼をいただけたことで描ける外構プランの幅を広げられたのでは、と自負できた案件でした。ご依頼をして下さった施主様にはとても感謝しております。