車のディープレッドが際立ち、ナチュラルな要素を含みつつ、洗練された印象の外構になりました。
外構素材の中でも最も大きい部類のカーポート。どのような素材のものを選ぶかで、建物含む全体の印象に大きく影響を与えます。リクシル社のカーポートSCは正にミニマルデザインのカーポート。柱材と屋根材のみが見えて、雨樋は柱の中に内包され表には見えません。
このシャープでモダンなカーポートと調和するような素材選び、設計になりました。
合わせ壁の間にはシンボルツリーのモミジを配置。その後ろには枕木立てにより、通りからリビングへの視線がカットされます。
シャープなカーポートSCとゲスト用駐車スペースを兼ねたタイル張りアプローチ。門柱は土留めブロック積みと合わせて白に塗装し、アプローチと同じタイルをアクセントとして貼り統一感を持たせました。派手さはなくとも上質な印象のファサードです。
特にお子様のいる世帯では、積み下ろしする荷物も多く、トランクに近い場所に地面よりも高いラゲッジスペースがあると重宝します。駐車スペースよりも1段高くなっており、タイヤ止めとしても機能します。
高さの違う壁を前後に配置することで奥行き感が演出できます。後ろ側の壁後ろには、あまり表から見られたくないモノなどを置く場所、またウッドデッキへの入り口として機能しています。
クラシックで落ち着いた書体の表札。施主様にてご用意頂きました。許可を得て掲載させて頂きました。
シンボルツリーのモミジ。秋には紅葉、春には新緑、夏には深い緑と、季節を知らせてくれる正にシンボルです。
真南向きの掃き出し窓には、ウッドデッキを設置。お子様が裸足で歩いてもケガすること無いよう、リュクスウッドという熱加工されたささくれの心配のない素材を採用しています。