4月下旬、カナダのバンクーバーアイランドという島にあるヴィクトリアという観光地にお邪魔しました。日本の蒸し暑い気候とは打って変わり、ヴィクトリアではまだ10度前後の肌寒い日が続いており、そんな気候の中の観光となりました。
さて、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、ヴィクトリアと言えばブッチャート・ガーデンという庭園が非常に有名です。ブッチャート氏のセメント製造事業によって残された石炭石採石場跡に、1904年、夫人のジェニー・ブッチャートが手を入れたのがこの庭園の始まりと言われております。東京ドーム約5個分の広大な敷地には、700種類以上、100万株以上の植物が植えられ、毎年100万人以上が訪れる観光地となっています。
ということで、今回はそんなカナダの肌寒い春に咲くお花たちをお届けします。
それではヴィクトリアの小旅行をお楽しみください。
ブッチャート・ガーデンを代表する庭園「サンクン・ガーデン」
こちらはブッチャート・ガーデンで最も有名な庭園であるサンクン・ガーデンの写真です。写真に
収まりきらないほど数多くの美しいお花が庭一面に咲き誇っていました。園内では、黄色やピンク、赤などの色違いの数多くのチューリップを見かけました。また、チューリップ以外にも、春にはシャクナゲ、スイセン、サクラ、マグノリア(モクレン科)、牡丹などが見られます。
こちらがサンクン・ガーデンに咲くスイセンです。気温10度前後の肌寒い春の季節に、力強く咲いているのが印象的でした。皆さんにもぜひ足を運んで見てもらいたいものです。
こちらは、サンクン・ガーデンより少し進んだ場所にある日本庭園です。残念ながら、日本庭園の全体像は撮影できなかったのですが、久しぶりに鹿威しを間近で見て、なんだか日本が恋しくなりました。日本庭園の入口には、鳥居があり、鳥居をくぐると日本にいるような気分になります。
今回は4月に訪れましたが、特に紅葉の時期の美しさは格別と言われているそうで、私もひと目見てみたいものです。