新築の二世帯住宅の外構工事を設計施工させて頂きました。
2箇所の玄関へそれぞれスムーズに出入りでき、かつ洗練されたデザインのエントランスが外構の設計意匠ポイントです。
施主様のいわば顔ともなる門柱はシンプルでローメンテナンスなタイル張りとしました。ポストは裏側からの取り出しやすさを考慮した縦型ポストを2基設置。来訪者を迷わせないよう配慮しました。
シンボルツリーの配置は、将来大きく育ってきても全体のバランスが保てるよう1200mm四方程度のスペースを確保。足元にはゴロタ石とスポットライトを設置し、夜間の出入りと演出に貢献します。
セラレバンテタイル張りの門柱に600角タイル張りのアプローチ階段。シンボルツリーはモダンなイメージのアオダモ。足元には割栗石を敷き自然な印象を与えます。
洗出し仕上げの床面とタイル張り門柱の間には下草のみどりが彩りを与えます。
階段3段上がった踊り場にて、郵便物をピックアップし、更に階段2段上がる動線です。
はじめの階段の正面にはアクセントと目隠しを兼ねた塗り壁を配置し、その足元には植栽&ライトアップを施しました。
無機質なセラレバンテタイルと風にゆれるアオダモのコントラスト。
アクセントウォールの裏のユーティリティスペースは、愛犬の足などを洗えるガーデンシンクを設置。玄関前で外からは見えないオープンスペースは、色々な使い道が考えらます。
2基の縦型ポストとアルミ製笠木を配置し、すっきりとした印象の門柱。
お庭はウリン製の縁側&ステップ、芝生と花壇で愛犬と楽しむスペースとなりそうです。隣地側のブロックには愛犬用ののぞき窓も設置してあります。
シンボルツリーと、アプローチ奥の壁はライトアップされ、夜間の演出と安全を確保しています。
建物はヘーベルハウス様です。
軒天のダウンライトと外構のライトアップによって、アプローチ階段は夜間の出入りにも十分な明るさを確保できています。