今回ご紹介するのは、白を基調にしたフレンチスタイル。
色合わせとアールヌーボー的なアイアンフェンスにこだわり、実現した案件です。
正面の奥行きが60センチとかなり限られた敷地ではありましたが、
アイアンフェンスの縦桟のピッチを広く取ったことで、建物前を窮屈さを感じない、ゆとりのある空間に見せています。
また、ブロック積みの上に直接取り付けてしまうことが多いフェンスですが、
今回は植栽帯の中に基礎と柱を入れ、フェンスと塀の管理を別々にできるようにしました。
今は植えたての為、植栽はまだ少し寂しい感じですが、成長とともに大きくなる植物の緑は白調の外構によく映えると思います。
今回は、建物のトーンに合わせ、グレーホワイト基調のタイルと少しグリーンの入った落ち着いた石畳調の床となっています。
そのため、建物と外構に一体感があり、きれいにまとまっている印象です。
やはり彩度の調整は外構デザインの色合わせでとても大事な部分ですね。