アプローチ部分の外構リフォームのご依頼を頂きました。
既存のアプローチにはコンクリート仕上げの階段と、その先から玄関にかけて砂利敷き×平板が置かれていました。
コンクリート階段はどうしても汚れやすく、特にこちらのお宅のように段数が多い場合は、その弱点が目立ってしまいます。既存のコンクリートの上から明るい色のタイル張りを施す事で、イメージはガラッと変わりました。
アプローチのほかに、テラス屋根付きのウッドデッキも施工しましたので、合わせてご覧ください。
黒ずんでいたコンクリ階段が、明るいタイルに張り替えられ、またシンボルツリー(ヒメシャラ)も加わることで、印象が大きく変わりました。
タイル張り階段を上がった平坦な部分は、人間が歩くところと、植栽帯とをきっぱりと区別しました。階段タイル・アプローチタイルの間に乱形石張りを挟んで、単調な印象にならないよう配慮しています。
植栽はシンボルツリーに常緑ヤマボウシ、低木類にオタフクナンテン、ラベンダーなどハーブ類など、複数の種類を配植し彩り豊かな植栽帯を目指しました。
タイル張り部分に植わったクリーピングタイムは触れるとフワッと香りが立ちます。
ウッドデッキ施工前のお庭。掃き出し窓からの出入りはほぼ不可な高低差。なかなか活用しづらい状態でした。
元々砂利敷きで上手く活用できていなかったお庭は、テラス屋根(LIXIL製スピーネ)付きのウッドデッキへ変身。早速チェアを置いて頂き、ご主人の憩いの場となったそうです。