東南アジアのエスニックな香り漂うようガーデンテラスやアプローチ。
施主様がバリからお取り寄せされた数多くのガネーシャやオブジェ。東南アジアでは幸福をもたらすといわれたり、魔除けとしても取り入れられているとのこと。
これらのモチーフがより魅せられるデザインをご提案させて頂きました。
植栽もエキゾチックな雰囲気を醸し出すよう、東南アジア原生の葉の濃いもの、シャープなものなどを取り入れてあります。
ライトアップされたオブジェも紹介していますので、ぜひご覧になってください。
(横浜市 外構工事より)
東南アジアの香りが漂うガーデンテラスです。施主様がバリからお取り寄せされたオブジェが引き立つような外構デザインにしています。
床面には600角の大き目タイルを採用していますが、落ち着いた色味や馬貼りにしたりとシンプルに構成することでタイルが主張し過ぎることなく、大きさを生かした悠々とした空間を描き出しています。
シンメトリーに配されたオブジェ。植物をモチーフにした灯篭。ガネーシャの周りは水盤にしてあり、水を受け止められるようになっています。
ガネーシャの後ろには平たい丸石を使った装飾、溶岩プレート(方形)、ハードウッドなどの素材で構成。オブジェを中心に土台やウォーターシステム、電気配線を施工しています。
こちらはバリにあるゴア・ガジャの遺跡に似たレリーフを対に飾ってあります。迫力のある表情や細かくほどこされた彫刻には見る人を惹きつける力がありますね。
大きな顔のレリーフは動いたり落ちたりしないよう、見えない部分で固定してあります。
悠々とした空間に東南アジアの情緒を。
低めの目隠しフェンスはハードウッドのバツ材です。
ガーデンテラス内はプライベート空間を確保しつつ、敷地の外からもアジアンガーデンを楽しめるようになっています。施主様の粋な計らいが感じられますね。
植物はソテツ、コルジリネ、ニューサイランなど。
玄関アプローチ脇にはエキゾチックリーフを配植。薄紫色の花はアガパンサスです。他にもユッカ、アガベなど。
珍しい斑入りのツワブキやアイビー、タマシダ。イエローベースの植物で組み合わされ、色合いが美しいです。カエルさんがちょこんといて、訪れる方を出迎えてくれていて、かわいいですね。
趣向を凝らしたエキゾチックな門柱。正方形の溶岩プレートに黒系のボーダーストーンを組み合わせて。ガネーシャが施された表札や花のレリーフ。こちらもバリからのお取り寄せ。
門柱脇のスポットライトを受けた花のレリーフ。暖かい光によって陰影が際立ち、引き込まれます。
灯篭に明かりをともすとレリーフの葉が煌めきます。光は強くても弱くてもいけなくて、職人によって、美しく感じられる丁度良い光にしています。
実は門柱は円形のデザインが施された中に配してあり、ちょっとした遊び心を取り入れるだけで、ひと味違った外構になります。住まう方の生活がより豊かなものとなりますように。