横浜市神奈川区にて、高台にある新築住宅のお庭工事を担当させて頂きました。
南側を向いたお庭はとにかく日当たりが良く、小さなお子様も2人いらっしゃり、子供達が遊べ、大人もくつろげるお庭にしたいとのご要望でした。またお庭は近隣の方が通行する階段に接しており、この部分の目隠しも必要でした。
お庭には15平米ほどのウッドデッキを配置し、リビングの掃き出し窓とお庭を繋ぎました。階段側の目隠しには、ウッドデッキと同じハードウッドを使用したウッドフェンスを設置し、古い大谷石と通行人からの目隠し機能を持たせました。
シンボルツリーや家庭菜園スペースも確保し、ハードウッドと植栽のナチュラルで機能的なお庭に仕上がりました。
また、お庭と反対側の玄関階段アプローチ付近は、元々コンクリート仕上げでしたが、袖壁の塗装と階段部分の石張りで雰囲気を刷新いたしました。
別の角度から見るウッドデッキ。奥の鳥居は転落防止のためにハードウッドで制作しました。
階段側の古い大谷石隠しウッドフェンス(手前)と通行人からの目隠しウッドフェンス(奥)。ウッドデッキ上の赤い物体はお子様用の「砂場」です!
ウッドデッキの角をRに切り取り、またレンガ積みで立ち上げた花壇にシンボルツリーのヒメシャラを配置しました。敷地角の日当たりの良い部分(写真手前)は菜園スペースを確保しています。写真奥にはカニさん砂場(笑)
シンボルツリーのヒメシャラ。夏には白い小さな花を咲かせ、秋には美しく紅葉します。良い紅葉の条件は昼間と夜の寒暖差と言われていますが、この日当たりの良いお庭でしたら、きっと綺麗に紅葉すると思います。
建物側の植栽エリアにはユーカリとローズマリーが植わっています。近年人気の高い丸葉ユーカリは葉からは良い香りがします。根張りが弱めなので、風の影響の少ない建物側へ配置しています。また蚊が大の苦手はお施主様からのリクエストで、香りの強いローズマリーやラベンダーなどのハーブ類を随所に配置しました。
既存のRC部分はそのまま残し、ブロック積みの袖壁は塗装、階段部分はイエローの乱形石ばりで雰囲気を刷新しました。