今回ご紹介するのは、奥行きがある縦長のお庭の外構提案です。
植栽をフェンス沿いに集中させ、お庭の真ん中で視線を遮るものを排除します。
視線を建物から境界側のフェンスまで、植栽や構造物にぶつけず、お庭の奥行感をより強調する設計にいたしました。
また、一般的に芝はお庭を広く見せ、実用的な空間を作るのに使用されますが、外観が単調になりがちです。
そのため今回は、芝面に600角のアクシアトラッドタイルを敷き、素材感やお色味で芝面にもデザインの強弱を付けております。
一番奥に見える琉球石灰岩貼りの大きな花壇には、ジューンベリーH1.5mとシマトネリコH2.5を植えました。
お庭のシンボルツリーとしては勿論、向かいのお宅からの目隠しとしての役割を与えております。
化粧ブロック3段積みの上に施工いたしました木調のフェンスも、通行人の目の高さより天端を高く設定しておりますので、
お庭でのBBQやガーデンニング時には、周囲からの視線に必要以上に気を使う心配もございませんね。
そして新たに7本追加した樹木には、スポットライトを設置。日中だけでなく夜にも植栽をお楽しみ頂けます。
樹木の成長にしたがって、ライトアップにも徐々に迫力が出てくるのも植栽を楽しむポイントの一つですね。
(横浜市栄区のお庭より)
アクシアトラッドと芝。色と素材: 白と緑のコントラスト。