この時期はまだ新芽も小さく、枝が目立つ樹木もありますね。
春風を感じながら、住宅街を歩くと、庭先に色とりどりの花が咲いている事に気が付きます。
春の草花は、ひときわ美しく花を咲かせ、暖かな春の訪れを教えてくれますね。
今回はそんな、春の草花の中から"オオデマリ"をご紹介します。
オオデマリは清楚な花を咲かせる落葉低木で、日本に自生するヤブテマリの園芸品種です。
これからの時期は、可愛らしいグリーンの花が咲き出し、左右対称に美しく葉が開いていきます。
もっと暖かくなると花はだんだん白くなり、可憐な花を枝いっぱいに咲かせるので、最後はまるまるとボールのようになります。
そのため、英名ではジャパニーズスノーボール(Japanese snowball)とも呼ばれているんです。
種類によっては、花の色がオレンジから赤、黄緑とだんだん薄くなり、最後はピンクから白へと七変化する、面白いものもあるんですよ。
成長すると横に広く枝を伸ばすので、オオデマリの植え付けは、地植えがおすすめです。
日の当たる場所が適していますが、半日陰の場所でも十分育ちます。
ただし乾燥を嫌うので、西日の当たる場所はさけてあげて下さいね。
花期は4月~6月
花言葉【優雅なたしなみ】【華やかな恋】